入試情報

コースの定員:7名
推薦入試、一般選抜、社会人特別選抜があります。
社会人特別選抜に関しては、入学予定年月までに2年以上の勤務経験を有する者を対象とします。
また、社会人特別選抜では9月入学もあります。推薦入試、一般選抜では、9月入学はありません。

愛媛大学 入試情報 (理工学研究科をご覧ください)
https://www.ehime-u.ac.jp/entrance/graduate/master-2/

過去の入試問題

こちらから入手してください⇒http://www.eng.ehime-u.ac.jp/rikougaku/info/nyushi/index.html

ICTスペシャリスト育成コースに進学する4つの理由

1. 社会が求める人材の育成に取り組んでいる
 ICTスペシャリスト育成コースでは,総理大臣を本部長とする高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)や日本経済団体連合会(経団連)が,打ち出す情報通信人材育成の方針をいち早く検討し,教育改善に取り入れています.
 コース設置以降も,社会の動きにアンテナを張り,卒業生が,10年,20年,そして,30年先にも活躍出来る人材となるために必要となる教育が何であるかの理解に努めています.経団連の関係団体である高度情報通信人材育成支援センター(CeFIL)の賛助会員となるなど,産業界との強いパイプの形成にも努めています.
 ICTスペシャリスト育成コースの教育については,外部からも高く評価されており,情報処理推進機構(IPA)の委員や,総務省が行う情報通信人材育成事業の委員,CeFILの海外視察(海外人材育成調査)などに招かれる教員が大勢います.また,実践的人材育成に関するシンポジウム,PMI(米国プロジェクトマネジメント協会)日本支部のフォーラム,我が国最大の情報分野の学会である情報処理学会の全国大会等の,学界や産業界の方々が参加する集会において,報告や講演を招待されるなどの実績を上げています.
 産業界との連携を持つことで,産業界が認める技術者育成に取り組むことが可能であり,さらにそのことが産業界との連携を一層強固なものとしています.

2. 実務経験豊富な教員や我が国の政策を知る教員からの指導を受けられる
 ICTスペシャリスト育成コースでは,民間企業や総務省(四国総合通信局)の協力の下,産業界において活躍している現職の上級技術者,我が国の情報通信行政に携わっている官僚など,実践的な教育を行うのにふさわしい講師を招いています.首都圏の大学にひけを取らない,いえ,それ以上の方々,首都圏の大学でも講話を聞くのが難しい方々から授業を受けることが出来るのも,ICTスペシャリスト育成コースの魅力です.

3. 先端技術・高度技術を活かせる力を身につけることが出来る
 ICTスペシャリスト育成コースの教育は,ルーチンワークの訓練や,単なる小手先の技の修得ではありません.システム構築,サービス構築など,利用者にとって使いやすい物を作り出すための知識と能力の育成です.本当に優れた製品は,そこで使われる技術を感じさせないものです.ICTスペシャリスト育成コースでは,高度な技術を,当たり前の様に活用し,人に優しいシステムを作れる技術者の育成を行っています.つまり,ICTスペシャリスト育成コースで学ぶことで,上級技術者に進むための基礎力を身につけることができるのです.自動車の運転を何時間やっても,旅客機のパイロットにはなれません.旅客機のパイロットになるためには,小型機でも良いので,飛行機の操縦訓練をしなければなりません.ICTスペシャリスト育成コースは,情報通信技術の空を飛び回る力をつけることができます.

4. 抜群の就職率
 これまでに,ICTスペシャリスト育成コースは,5期生までの修了生を輩出していますが,高い就職率を達成しています.
 ICTスペシャリスト育成コースが高い就職率を達成できているのには,理由があります.単なる知識の伝達だけでは無く,その応用も学ぶことで,問題発見能力や解決能力が身につきます.また,実践的な演習を通して,成功を導く者が備えている基本行動・姿勢と言われているコンピテンシーが育成されます.コミュニケーション能力の育成についても,充実した教育を行っています.これらの結果から,社会が求める知識・能力を持った人材となれる.就職選考で,差がつくのは当たり前です.優秀な人材を世に送り出せているからこそ,結果として抜群の就職率へと繋がっているのです.

ICTコースへの進学を勧めたい人

・システムエンジニアとして,実社会を支える情報システムの構築を行いたい人
・「プログラムが書ける」技術者から「プログラムも書ける」高度技術者・プロジェクトマネージャを目指す人
・一歩先を行く技術者になりたい人
・情報通信分野での物作りがしたい人
・情報通信分野の技術者として,勝負したい人
・情報通信技術の知識を活かし,社会を変革していきたい人
・自分を変えていきたい人

ICTコースへの進学を勧めない人

・研究職に就きたい人
 研究者を育成する教育は行っていません.関連会社を含め約40万人もの社員を抱えている大手企業でも,研究部門で働いている人は,6000人もいません. ICTスペシャリスト育成コースは,ごく限られた職種につく人の教育ではなく,多くの職場がある職種のプロフェッショナルとなるための教育に特化しています.従って,研究職に就きたい人には,ICTスペシャリスト育成コースを勧めません.また,研究職が最も優れた職種だと思っている人(そんな人はいないとは思いますが)が,ICTスペシャリスト育成コースに進学しても,意味の無い劣等感を感じるだけです.

・ICTスペシャリスト育成コースに進学すれば,それだけで就職できると思っている人
 「ICTスペシャリスト育成コースの進学=就職成功」ではありません.ICTスペシャリスト育成コースでは,学生の能力を育成するしっかりとした教育を行っています.それは決して楽なものではありませんし,だらだらと時間を過ごすような暇はありません.でも,自分自身を伸ばしたいと思っている人にとっては,自分の力が伸びていることを実感できる,やる気があれば,どこまでもぐんぐん伸びる教育です.
 ICTスペシャリスト育成コースに進学しても,やる気もなく臨んでいては,伸びませんから,他の人との差が広がる一方です.ICTスペシャリスト育成コースの学生に対する,社会からの評価が高いと言うことは,期待の高さでもあります.その期待に答える能力をつけていなければ,当然,評価されない ⇒ 就職できない,いや,正確には,「自分の理想(優れた技術者)に近づけない」ということになります.
 でも,心配はいりません.授業や演習に,関心を持って臨めば,確実に力をつけることができます.先輩達も,皆,そのようにして,力をつけています.実証されています.